2019年07月14日

面会

昨晩から泊まりに来ていた孫を抱いて

アパートの扉を開ける

夕べと比べ 機嫌のよかった孫の顔色が曇る

同じく見上げる空も 雨を降らせる曇り空だ

暫くして 連絡通りに 娘の元旦那の車が来た

うちの奴には 慣れるまでは手渡さぬよう 強く言われてはいたが

雨降りでもあり 孫が濡れるのもかわいそうであるから

いつもとは違い ならすこともなく 早々に車に


直ぐに泣き出す孫の様子は とても心苦しいが

これも 約束であると思い 背を向ける

これらの事が 彼女のトラウマにならぬことを祈りつつ


これが続き 孫も大きくなれば 何か惹かれるものでもに つられ

泣くこともなくなるだろうか?

父親に会うことを 喜ぶようになるのだろうか?

果たして 彼は 彼の親は こんな状況に陥ったことの原因の一部が

彼らにあることを 理解しているのだろうか?



元旦那に 新しい人ができた場合 孫への態度などはどうなるのだろうか?

もしくは 娘が再婚したとき 孫は それらとうまくやっていけるのだろうか?


何れにしても 祖父でしかないボクに できることは

彼女を見守ることしかできない

孫である彼女の 泣き顔も 笑い顔も

ただ 見守ることしか できないのだろう…






  

Posted by いちごはニガテ(゜o゜) at 10:40Comments(0)

2019年07月04日

嵐の朝に


静寂に起こされ 瞳を凝らす

雨音は未だ穏やか

雨脚は未だ穏やか

予感に苛まれ 心ふるわせ

嵐は何処 私は何処
  

Posted by いちごはニガテ(゜o゜) at 04:59Comments(0)